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老後や死後の心配ごと

 加齢により判断能力が弱くなる心配は誰にでもあります。それはご自身の心配かもしれませんし,親御さんの心配 かもしれません。判断能力が弱くなった方を守るために成年後見制度があります。私自身,親族のための成年後見人となり,成年後見制度の良いところも限界も「当事者として」経験しています。また,十分な判断能力があるうちにご自分で準備すること(例えば 任意後見制度の活用)「も」可能です。悩みを抱え込まず,お気 軽にご相談ください。

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判断能力に不安のある方やそのご家族 

 判断能力が衰えたお年寄りに対して,そこに付け入る悪徳訪問業者が高額な商品を何度も売りつけたり,家に上がり込んで財産を好きなようにしてしまったり。新聞やドラマに出てきそうな話ですが,残念ながら珍しいことではありません。
 また,判断能力が衰えた親と同居しているきょうだいが親の財産を好き勝手に使ってしまい困っている,という話も耳にします。親の生活資金を親の預貯金から引き出したいのに,認知症を理由に認めてもらえないこともあります。
 このような場合には,ぜひ成年後見制度の利用をご検討下さい。相談の時に,制度についてわかりやすくご説明いたします。

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今は元気だが将来に備えたい方

 将来判断能力が衰えてしまうであろう時に備え,今のうちに信頼できる人を自分で選び,その人に何を任せるかを自分で決めておきたい,という方。家庭裁判所の監督もある任意後見制度の利用を検討なさいませんか。
 興味のある方はご相談下さい。相談の時に,制度についてわかりやすくご説明いたします。

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死亡した後のことが心配な方

 生涯を閉じると,死亡届の提出,知り合いへの連絡,葬儀・埋葬から,電気ガスを止める,口座・クレジットカード・携帯電話の解約,住宅や施設に関する契約終了など,実は色々やるべきことがあります。
 このような手続(死後の事務)を任せられる人の心当たりがない,頼まれた人が実は迷惑に思うのではないか心配だなど,気がかりな方はどうぞお気軽にご相談下さい。